
お父様の介護をなさっている方のブログを読んだわ。
認知症の方が施設に入るまで、そこまで進行しないと入れないのかとも驚いた。
そのブログの管理人の方は、お父様がショートステイに行かれた時に一人でのんびりすることに罪悪感があると書かれていたの。
ブログを読めば読むほど優しい方。
子供さんもそんなお母さんに育てられたからかしら。
とてもやさしい子供さんのようだわ。
そんな優しい方ほど、自分を責めるのだろうか。
世の中の介護疲れの方々の悲しい事件は、もはや他人事ではない。
明日は自分かもしれない。
認知症の介護って本当に大変らしくって、友人のお父さんは日常的にトイレ以外の部屋で用を足すようになっていたそうだ。
その異臭と言ったら、ちょっとやそっとでは取れないらしい。
友人のお父さんは、デイサービスさえ嫌がっていたらしいけど、壮絶な介護の末に施設に入所させたものの、その施設から何度も連絡があり、施設を転々としたそうだ。
その原因はお父さんの暴力。
介護職員の方に噛みつく、殴りかかるは日常のことだったらしい。
無理やり収監させられていると感じるのか、何をするにも抵抗、暴言、暴力なのだそうだ。
体は元気で力も強いので、ちょっとのことをさせるだけでも数人がかりで対応しなければいけないらしく、問題老人だったようだ。
その友人は、よく、入所者の方に暴力をふるう介護職員の方のニュースがあるが、その介護職員の方はもしかしたらそんな暴言や暴力を受けたことがあるのかもしれないって言っていたわ。
家族でも持て余すくらい人格も理性もなくなった人のお世話を、仕事とはいえ、他人がするのだもの。
苦労は並大抵ではないのかもしれないわね。
だからと言って、介護職員が入所者に対して暴力をふるっていいなどという理由にはならないけれど・・・
私だったら、例え自分の親だとしてもそんな認知症の親に対して優しくできる自信はないわ。
ましてや姑だともっと自信はない。
盗ったとか隠したって言われただけでも腹が立ったり、
そして昨日もまた脱衣所に泥棒の足跡を見つけてため息がでたわ┐(´д`)┌ヤレヤレ

こんな些細なことでも、イライラとしてしまう器の小さなわたし・・・
おむつを脱いで、そこらじゅうで用を足されたりしたら、絶対に優しくなんてできないと思う。
だから、頑張りすぎないでほしいと陰ながらそのブログの方にそっと言いたいの。
もう十分よ。
あなたは素晴らしい娘さんだわ。
よく今まで頑張ってこられた。
一人で抱え込まないで、入所できるのだったら、本人の意思でなくても施設も絶対にありだわ。
それはその時が来たら将来の私にも言ってあげようと思うわ。